【新唐人日本2011年8月4日付ニュース】新疆ウイグル自治区喀什(カシュガル)で先週末、2回連続で無差別殺人事件が発生し、19人が死亡、40数人が負傷。地元政府はパキスタンで訓練を受けたテロによる襲撃事件と断定しています。一方、現地住民は厳しい生活状況を訴えます。
二日連続の襲撃事件で、およそ60人が死傷。自治区の張春賢共産党書記は会議で、“暴力テロ活動”に対する取締りを一段と強め、社会の安定を保つと強調。
世界ウイグル会議報道官 迪里夏提:「ウイグル人が使ったのは原始的な道具、中国の治安武装人員の対抗すると死の危険があることを承知の上、死ぬと分かっていて。なぜ攻撃をもって抗争しているか。当局が現地に大量の武力を按排し、手当たり次第ウイグル人に発砲し弾圧、彼らが恐怖ではないですか。中国(共)が現地で推進しているのは典型的な国家テロです」
報道官によると、当局は現地で厳しい情報封鎖を行い、外部と連絡を取った場合“国家機密漏えいの罪”で弾圧。事件の真相はまだ闇の中です。
新疆住民:「7.5事件の死者数は報道のようなものではありません。みなはるかに多いと言っています。1~2千人という人もいれば、800人という人もいます。政府は200人あまりと報道、彼らは一貫して数字を減らしています」
一方、当局の新疆支援政策の下、31日、内陸からの大卒者のための就職説明会が開催されました。上海、深セン、江蘇、湖南、遼寧、安徽、山東、天津、広東から、大卒者1万人が新疆に送られ、仕事に就きます。
新疆ウイグル族:「生活の状況は厳しいです。ここでは生活に余裕がありません。権力金銭もなければ仕事もありません。内陸の人が来て仕事しています。大卒者の多くは家で仕事を待っています。少数民族には仕事を与えてくれません。仕方ない 誰に言うのですか」
新唐人テレビがお伝えしました。